風邪引いたら乗っちゃダメです、40度超えの疾走の果てに・・・
こんにちはムカウです。
皆さま正月はいかがお過ごしになりましたか?私はダラダラしすぎましたね、仕事初めは風邪気味でした・・・。
今回は体調が悪いときでもバイクに乗らねばならない諸兄に向けてエールを送るつもりで書いていきます。
通勤手段がバイクだけの辛さ(涙)
もちろん車持ってはいますが奥さんが普段奥さんが使いますので、基本どんな時でもバイクで通勤してます。
多少体調が悪くても乗らねばならぬ社畜の辛さ、皆さまはいかがでしょうかw
体調不良もいろいろありはしますが「風邪」のときライディングにどのような影響があるでしょう?
•運動能力の低下
カラダが言うことを聞きません。
いつもの道なのに曲がるタイミングがオカシイ、信号待ちで足が出ない上がらないなどライディングに必要な動作全てに影響します。
また咳やくしゃみなどで瞬間的にカラダがロックします。
•注意力、集中力の低下
もうキッツいですよね、熱はあるわだるいわで。
そんな状態で集中もクソもありませんがバイクの運転は自動車より集中力を必要とします。
ボーっとしてたら倒れちゃいますしね。
「かもしれない運転」なんてしてる余裕もないです。
私は下戸なので縁が無いのですが「飲酒運転」ってこんな状態を言うのではないでしょうか?
風邪で運転して警察に捕まることはありませんがいくら仕事とはいえ時には勇気ある決断(休む)も必要だと思います。
やってしまった!恐怖の高熱‼︎
そんな私が以前経験した体調不良でのライディングの話です。
朝から少し調子悪いかな程度だったのですが昼から急に悪化し立っているのもやっとな位気分が悪くなってきました。
真夏なのに寒気が酷く工場の端っこで横になっていましたが一向に改善しないため早退することにしました。
バイクに跨った時
「オレ、乗って帰れんのか?」
と頭をよぎりましたが、まだ余裕がありましたその時は・・・。
しかし10分も走った時点で後悔します、バランスがうまく取れずすり抜けなんてもっての他です。
幸い帰宅ラッシュの時間帯ではないので交通量は少ないのでゆっくり帰ろうと考えていましたが体温がドンドン上がっていくのを吐く息の熱さで感じていました。
ちょうど半分まで来た頃ピークを迎えます。
意識は朦朧とし熱のせいか肘から先が痺れ感覚が無くスロットルもブレーキもコントロールできていません、恐らく酷い運転だったでしょう。
人目もはばからず信号待ちでハンドルに突っ伏し、口は開きっぱなしで呼吸しています。
頭の中には「死」の文字がグルグル回ります、
自分の「死」と他人の「死」を考えて恐怖と激しい後悔の念を感じていました。
今すぐ停車して迎えに来てもらうかこのまま走り続けるか?
選んだのは「走り続ける」でした。
降車した瞬間もう立ち上がれないと思ったこと、あと10分とかからないそして今更人目を気にしたんですよね。
しかし状況は悪くなる一方、そこで私がとった行動は
雄叫びましたw
いい歳こいたオッさんが「んあぁぅ!」とか「ふんぬぁ!」とか叫びながら太もも叩きながら真夏の炎天下を疾走して行きます。
もう狂気の沙汰です(人目はどーした?)。
そのおかげか意識だけは保つことができなんとか帰宅することができました。
家に入り服も脱がずそのまま倒れこみました、奥さんが熱を計り「あんた40度超えてるよ⁉︎」と聞いたところで意識がなくなりました。
翌日病院で診察してもらうと「風邪」でした。
ホントにあの時は辛かったです。
トリシティに乗ってれば楽だったのかなぁとかチョット考えちゃいます(たぶん関係ないですよね)。
今年は健康第一で参りたいと思います、予防がなによりですね。