OGK アサギを通勤ライダー目線でレビューしてみます!
こんにちはムカウです。
今回はかれこれ1年使用しているヘルメット「OGK アサギ」をレビューします。
春夏秋冬、如何なる天気でも使用しますので参考になれば幸いです。
外観
サイズはMです。
酷い髭面ですね・・・正月前だというのに、申し訳ありません。
ちなみに奥さんに言わせると私はすごい面長だそうです。
あまり参考になりませんがSHOEIのX-11との比較です。
私の第一印象では後頭部がボリュームたっぷりと感じたんですが写真で見るとそこまでないですね、しかし高さはありますインナーバイザーのせいですね。
やっぱり最高!インナーバイザー
正直言って買い替えの際これは必須事項でした。
夏の日差しにクリアシールドでは相当辛いものがありますが雨の夜間ではスモークシールドは命取りです。
しかしワンタッチでそれらを切り替えられることは素晴らしいです。
ワガママを言えばもう少し下までバイザーが被ればいうこと無いです、特に左右の下側は足りず違和感があります。
それでもやっぱり便利な装備です。
安全上サーキット用には採用できない、帽体が大きくなる等デメリットはありますが街中を走行するならば私には必須です。
ピンロックシート これまた最高ですね!
冬のライディングの大敵。
第1位は「寒さ」です。
では第2位は?
「シールドの曇り」ではないでしょうか?
信号待ちの度に曇るシールド、それを嫌ってその都度寒い中シールドを上げ発進しハンドルから左手を離し下げる。
シールド全面ではないもののその効果は十分です(最近では全面曇らないシールドもあるようですが)。
昔「ノンフォグシート」という製品がありましたがあれより専用に作られたピンロックシートは密着性が高いです。
ただ1年使用すればさすがにズレてくるため調整は必要になってきます。
信号待ちだけで無く曇ってしまう状況は多々あると思います。
どんな状況でも視界がクリアである、当たり前こそ重要だと思います。
OGK アサギのここが辛い!
フィット感も良く、ヘルメットとして十分な役割を持っていますが悪い面もあります。
雨天走行すると浸水してくる⁉︎
普通の雨なら問題ありませんが土砂降りの雨や連日雨が続いた時など髪がしっとりします。
以前使用していたSHOEIのZ-5ではそんな事はありませんでした。
原因は恐らく2つあります
・エアダクトからの浸水
エアダクトとエアスクープにシャッターが付いていますが恐らく密閉度が高くないと思われます。
・シールドと帽体の隙間
これはけっこう辛いです。
2mmほど空いてます、信号待ちでこの隙間に水滴が落ちると目の前で水が弾けます。
また走行時もジワジワ浸水し、おデコ辺りから濡れてきます。
さらに冬にアゴを引いていると隙間風で寒いです。
ワンタッチバックルがイマイチだ
人によると思いますがこの製品の特徴である「ワンタッチバックル」が意外とボリュームがあって喉ボトケに連続ヒットし気になります。
いろいろ調整してみましたがダメそうです、人より喉ボトケがデカイというわけでではないと思うのですが・・・。
細かい事ですが右の顎紐がよく引っかかりこれまた喉ボトケヒットを繰り出しイラッとしてしまいます。
このベルトの調整具の様な形が問題かと、信号待ちでぐいっとして戻します。
まとめ
ワンタッチバックルはその名の通り片手で「外せる」便利なシロモノですが私は昔ながらのDリングでいいです。
髪が濡れるのも豪雨といわれるような雨でないとそんなにヒドイものではないです。
細かいところでSHOEIやARAIにかなわないとしても安物にありがちな風圧で浮き上がるなど皆無です。
辛いところもあれど1年使って「もうダメだ!買い換えよう」とは思いません。
「普通」に通勤で使えるヘルメットです。