待望のフロントタイヤ交換!しかしミシュランの新モデルは…
通勤で使用しているPCX(JF81)ですが。
かれこれ3年、走行距離も1万6000kmとそれなりになってきました。
先にリヤタイヤの交換を済ませましたが、回復したグリップの恩恵はニヤリとするものがありまして。
そこで今回は思いきってフロントタイヤの交換をしましたが、とんだ落とし穴にハマってしまうことに…
正直言って隠しておきたい所ですが誰かのお役に立つならば本望です。
- 溝はあれど劣化は進むよどこまでも?
- 次なる相棒は?
- ムムっ⁈サイズがない?
- サクッと交換、っ当たってる?
- フェンダーを取るか?タイヤを取るか?
- ミシュラン シティグリップ2 のレビュー
- 今回の教訓。っていうか…
溝はあれど劣化は進むよどこまでも?
まずはフロントタイヤの状態ですが使用限界まで残り3分ってところでしょうか?
そして能力は低下しているのかと言えば微妙な所で。
雨の日や強めにブレーキをかけるときにはお腹の辺りがゾワっとしてしまいます。
ゾワっとしただけで滑った訳ではありませんが、ちょっと信用できないかなってレベルです。
絶対交換しないといけない訳ではないのですが…
やっぱり男の子なもんで「新しいタイヤ」にはワクワクしてしまうのですw
次なる相棒は?
さて次はどの銘柄にしようか?楽しい物色タイムに突入です。
ブリジストン、ダンロップなど目移りしちゃいますが、ミシュランの雨天の性能は捨てがたい…
そんな感じで探していたら気になる逸品を発見!
「ミシュラン シティグリップ2」
「2」ですよ、奥さん⁉︎
全てにおいて「1」より「2」がイイに決まってます。
ターミネーターだって「2」の方が面白かったしw
ってな訳で次の相棒が決まりました。
ムムっ⁈サイズがない?
そんなルンルン気分を叩き折られる…
「今装着しているサイズが無い⁈」
JF81の純正フロントタイヤサイズは100/80R14
シティグリップ2のラインナップでイケそうなのは100/90R14か110/80R14(2020年11月時点)。
外径で見れば純正は約515mm
100/90R14は約535mm、110/80R14は約531mm。
半径で1cm大きいか…悩ましい。
そして現在のタイヤとフェンダーのクリアランス。
イケそう♪
しかしこの判断が茨の道の始まりになるとは…
サクッと交換、っ当たってる?
結局100/90R14を購入しました。
交換の前に新旧比較。
「2」は溝を追加したカンジですね〜。
雨の日に期待できそうです♪
サクッと交換しましたが、最後の最後でビードが上がらずバイク屋さんにヘルプ…
イッパツで上がって技術の差を痛感しました。
漏れている箇所を指先ひとつでダウンさせちゃうあたり、本職には敵いません。
ホイールを組む前にフォークを突き出せないか確認。
あぁ〜、ダメだフォーク上端に溝がある。
出来ないものは仕方ないので諦めます。
さて組み上げて回転させてみると…
シャリシャリシャリ〜
当たってる…
タイヤの回転を阻害するほどではないものの、嫌な音です。
ものは試しとちょっとだけ走ってみると
カラカラ!パキっジャリジャリ!
…胃袋が浮き上がります。
巻き上がった小石がフェンダーの中で暴れん坊将軍です。
放置するわけにいかないのでなんとかします。
フェンダーを取るか?タイヤを取るか?
まずは状況を観察します。
フェンダー前方のクリアランス
そして後方
内側
最後に当たり具合
やはりタイヤそのものの当たりより巻き上がった石などの音と判断します。
ここで運命の別れ道です。
タイヤを諦めて純正サイズを買い直すか?
フェンダーを加工して上に逃すか?
…
……
………
フェンダー加工しますw
金額的に変わらないのもありますが、このまま引き下がるのも悔しいんです。
元はと言えばテキトーな判断でタイヤを購入した自分が悪いのですし、戒めとして茨の道を突き進みます!
加工といっても取り付け穴を下方向に延長してフェンダーを上げるだけです。
恐ろしいのは走行中に下がってこないかって事ですが…
ここは腹を決めてやっていきます。
出来ました♪
約7mmほど拡大しています。
これ以上はストッパーなんかも削り落とす必要があるので、まずはこれで行ってみます。
組み込んで試走…
あえて砂利っぽい所を走るとチャリチャリいいますが、加工前とは雲泥の差です。
とりあえずは大丈夫そうです。
ミシュラン シティグリップ2 のレビュー
交換から1ヶ月経ちまして、危惧していたフェンダーも問題なく着いております。
新しいシティグリップ「2」のインプレッションをしてみたいと思います。
やはりグリップの回復っぷりは凄まじく、今までより深く倒しても不安がありません。
もちろん市街地でそんなライディングしませんが懐がグッと深くなったと実感できます。
同じ銘柄通しからか、ブレーキングやハンドルの切れ方も同じ挙動で乗りやすい。
ただ外径が変わったせいかカーブから直線に戻ったときにバイクの挙動と私のタイミングがズレた感触がありました。
しかしすぐにカラダが修正してくれたので今は全く気になりません。
ミシュランの「2」の謳い文句は雨天時のグリップ、特徴的なパターンが路面をバイトするそうです。
さてこの部分は…
わかりませんw
もとよりシティグリップの雨の日の強さは実感していましたし、今回の「2」も充分な能力です。
ただ濡れたマンホールや金属製の側溝の蓋の上は分かっていてもカラダが避けてしまうのですw
しかしこれらを雨の日に避けれるのもシティグリップのおかげでもあります。
今回の教訓。っていうか…
いや、言うまでもなく
純正サイズを買え!
これですね、はい。
自分のバイクとはいえ、通勤の大事な相棒を素人がいじくり回してゾンビみたいにしてたら本末転倒です。
今後気をつけて参りたいと思っております。
しかし
昔から同じような失敗ばかりしてる気が… (-_-;)