バイクの盗難対策どうされてますか?前編
こんにちはムカウです。
ライダーであれば避けて通れない問題、今回は「バイクの盗難」について考えてみたいと思います。
他人事ではない!バイク盗難率の高さ‼︎
単純計算して平成28年のバイク登録台数を盗難届けの件数で割ると2.8%となります。
ザックリ考えて我々ライダーは年間2.8%の確率で盗難の危険に抽選されています。
そんな低確率めったに当たらない?
いえいえパチスロを打つ人間からしたらとんでもない高確率ですw
実際バイク屋さんで盗難談議すると花咲きまくります。
そんな私も昔エゲツない盗難の経験があります。
この状況でも盗られるか⁉︎呆然の時は突然に!
もう10年以上前の事です。
当時乗っていたのは「HONDA CRM250AR」です。
2ストも規制で無くなりさらに当時でも希少な「無限」のキットをフルで注ぎ込み強烈な加速を叩き出すバイクでした。
当時は実家の農家の納屋に置いていましたがトラクターや他の道具があった為、祖父や叔父が邪魔なとき動かせるようハンドルロックはしていませんでした。
その代わり道路からは見えず、鍵付きシャッターを閉め、さらに納屋の周りはゴタゴタ散らかっていたので知らない人はまず触らない状況でした。
久しぶりにCRMに乗ろうと納屋のシャッターに鍵を刺したとき妙な違和感が・・・。
「んっ?刺さらない?けど空いてる、鍵壊れたかな?」
さして気にもせずシャッターを開けると、バイクが無い。
しかしこの時点では焦りません。
「ジイさん邪魔だから動かしたな」
そう思い両隣のシャッターを開けますが、やっぱり無い。
まだ焦りません、実は祖父も叔父もバイクジャンキーでよく私のバイクを勝手に乗り回していました(もちろん私もやり返しますがw)。
そしてどっちが乗って行ったのか確認しようと家に入って行きます。
すると二人してコタツでTVを見ています・・・。
「あれ?オレのバイクは?」
「?」
「?」
二人とも頭の上に?が浮かんでます。
そりゃそうです、状況が解って無いのですから。
しかし私は二人を見た瞬間、お腹の中が全部持ち上がるような感覚。
頭の中に、いや全身で感じ始める嫌な言葉
「盗まれた!」
焦りが爆発し、意味もなくウロウロします。
慌てふためく私に代わり叔父が通報し警察がやって来ました。
現場検証を終えた警察官の言葉を今でも覚えています。
「トラックのタイヤの跡があります、間違いなくプロの窃盗団です。おそらくバイクはもう国内には無いでしょう。」
放心状態で
「何を言っているんだコイツは、そんなことよりオレのCRMは何処にあるんだ。」とか考えていました。
どこかで目を付けられ、尾行されさらに下見をした上での犯行とそんなことも言っていた記憶があります。
なんにせよいきなり私の前からバイクが消えてしまったのです。
後悔先に立たず、盗難に対する意識が変わった!
まさか自分のバイクが・・・経験のある方なら思われたことでしょう。
盗難バイクの返還率は4割ほどと言われていますが私のは返ってきませんでした。
まさか納屋にあることが知られるなんて、鍵を壊すなんて、散らかった道具をどかしてまでと悔やんでも悔やみきれません(農業がオフシーズンだったことも発覚の遅れだったと思います)。
この時から我が一族では(私と祖父、叔父の3人)厳重にロックを掛けることとなりました。
しかしCRM250ARというバイクどちらかといえば「マイナーな人気車種」だと思います。
実は当時同じ納屋の中に祖父と叔父の高級外国製バイクが並んでいました。
その2台には目もくれず私のだけを持っていくとは狙った獲物だけ逃がさない・・・ルパンのようです(あっち持っていけよホントにって思ってましたw)。
これ以降私は様々な盗難防止グッズを試していくこととなりますが、現在の防犯対策を後編で紹介したいと思います。
過去の経験から現状ではこれがベストと考えていますよろしければご覧ください。
後編へ続く